グレンバーギー1995-2018 23年
¥39,600
税込:39600円、送料:無料。
今回のリリースは、乾杯会と中国の愛好家グループ”Lucky Choice”が共同で入手した間違いのない1 樽。近年のウイスキー市場で人気急上昇、グレンバーギー蒸留所の 1995 年蒸留、当たり年とも評価されるビンテージのシングルモルトウイスキーです。
酒質としては間違いなく、熟成樽もアメリカンオーク・ホグスヘッドで、そりゃこうなりますよねという桃やパイナップル、熟した杏や洋菓子を思わせる、前評判に恥じないリッチな甘さとフルーティーなフレーバーが特徴。
一方で、本ウイスキーの香味は王道的なのですが、本リリースは通常であれば 1995 年蒸留で 2024年の瓶詰だと 28 年~29 年熟成となるところ、2018 年に樽から払い出され約 6 年間タンクで保管されてきたため 23 年熟成表記になるという、少々特殊な素性を持ちます。
なぜタンクでの保管となったか、それはウイスキーとしての完成度を求めるが故の払い出しから、その後偶発的に発生した感染症による世界規模での混乱が、本原酒の存在を一時的に市場から消し去ってしまったことにあります。
本リリースは度数が 50%を切り、48%と度数落ちのラインまで下がってきています。加えて樽感も強めであり、濃縮されたオークフレーバーは、あと 1 年、2 年熟成させたら過熟になってしまうだろうギリギリのライン。樽から払い出し、一時的にタンクに保管して引き取り先を探す等、リリースに向けて調整をしていたところ…。
その後発生した混乱は、現代を生きる我々なら誰しもが知っていることでしょう。休業や取引の中止を余儀なくされるケースも珍しくない中で、この原酒もまた乾杯会のもう一つのリリース同様に、タンクの中で保管されたままとなっていました。
今ここにあるウイスキーから感じられる香味は、それを裏付けるに足るものと言えます。ラベルは乾杯会の乾杯会が本原酒から感じた香味要素を、そのままイラストにして表現しています。また、単に果実系のフレーバーではなく、加熱調理や熟した状態など、なんらかの変化が生じた果実であったり、花を思わせるアロマが潜んでいたりと、複雑さを伴う構成が印象的な 1 本。
在庫切れ
説明
GLEN BURGIE
[1995-2018-2024] 23yo
Matured in Hogshead #6322
for KANPAIKAI & Lucky Choice
1 of 218 Bottles
700ml 48.4%
テイスティングコメント
香り:トップノートは甘く濃縮したオーク香。バニラ、パイナップル、黄桃、そしてジャスミン茶を思わせる華やかさと軽い植物感、ほろ苦さ。花の香りのような甘さに微かな酸を伴う。
味:しっとりとして濃厚な口当たり。クリーミーで洋菓子を思わせる風味から、徐々に洋梨のコンポート、桃の缶詰、熟したパイナップルなどフルーティーなフレーバー。余韻はウッディでややドライ。序盤に感じたフルーティーさの残滓、華やかなオーク香が長く続く。
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